悪夢を毎日のように見ると、呪われているのではないかと不安になってしまいますね。朝から悲しい気持ちでいっぱいになってしまうし、なんとか見ないようにしたいものです。

夢というのは「現実の体験のように感じる、イメージや意識、または幻覚」と定義されます。また、普段意識していることや記憶の中からストーリーを作っていくことが多いのです。

したがって、普段の悩みや考えが夢に影響を及ぼすこともあるのです。また、過去のあなたが覚えていない記憶が悪夢を作っている可能性もあります。

このように夢というのは少し複雑です。したがって、人それぞれ悪夢の原因は違うでしょう。しかし、悪夢を見ないようにする方法はあります。

いつも悪夢を見るのはなぜ?!

体のだるさ

夢を見るのは睡眠中です。しかし、睡眠中にずっと夢を見る訳ではありません。実は睡眠は、深い眠り「ノンレム睡眠」と浅い眠り「レム睡眠」に分かれます。

深い眠りの時は、脳も体も眠っておりほとんど夢を見ません。浅い眠りの時は、体だけが眠り脳は起きているので、夢を見るのです。

通常は深い眠りと浅い眠りを1時間半ごとのサイクルで繰り返します。ですから毎日、夢を見ます。夢を見てないと思う日があるのは、その夢を覚えていないだけなのです。

しかし、悪夢を毎日見る上にその内容を覚えているという事は、浅い眠りが増え、サイクルが乱れている事が考えられます。

ストレスが悪夢を招く事も

一説によると夢には「脳の記憶整理」という側面もあります。1日に起きた事の中で重要な事、不必要な事などを整理する際に発生するイメージを夢として見るのです。

悪夢を見るという事は、脳の中に悲しい、辛い、怖いなどネガティブな情報が多いという事でしょう。
仕事や育児、家事などでストレスが溜まっているのではないでしょうか?

いつも悪夢を見るけど内容は違うという方は眠りが浅く、ストレスが溜まっていると考えられます。
しかし、悪夢の内容がいつも同じであれば、PTSDかもしれません。

悪夢の正体はフラッシュバック?!

PTSDとは

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になるといわれています。
突然、怖い体験を思い出す、不安や緊張が続く、めまいや頭痛がある、眠れないといった症状が出てきます。とてもつらい体験によって、誰でも眠れなくなったり食欲がなくなったりするものですが、それが何カ月も続くときは、PTSDの可能性があります。ストレスとなる出来事を経験してから数週間、ときには何年もたってから症状が出ることもあります。

出展:厚生労働省 みんなのメンタルヘルス

PTSDが厄介なのは、本人が忘れていても、その時の体験や映像が頭の中に浮かんでしまう点です。これを「フラッシュバック」と呼びます。

特に、幼い頃の辛い体験が関係している場合などは、本人も忘れている事があります。しかし、脳の奥底には、その時の記憶が残っているのです。

その記憶が悪夢として、現れているという可能性は充分にあります。

PTSDかもしれないと思われた方は以下の簡単診断をやってみて下さい。

PTSD簡単診断

  • 恐ろしい出来事が再び起きるような気がする。
  • この気分は何の兆しもなく突然やってくる。
  • 恐ろしい出来事にビクビクするような記憶があったりその悪夢を見たりする。
  • その出来事を思い出させるような場所は避ける。
  • 何かが突然起こるとぎくりとしたり、怒る。
  • 人を信用できず、打ち解けることがなかなかできない。
  • すぐに怒る。
  • 他人は死んだのに自分は生きていて引け目を感じる。
  • 夜眠れなかったり、筋肉が硬直したりする。

出展:医療法人 和楽会

もし、1つでも当てはまるものがあるのなら、心療内科や精神科に相談に行きましょう。

フラッシュバックはふとした時に前触れもなく訪れる手強い症状です。
PTSDは自力で治せる病気ではないとされています。悪夢に苦しむくらいなら、一刻も早く治療しましょう。

症状として悪夢が起こり得る病気

rain

精神的な疾患を抱えると、日頃から悲しい、辛い、怖いなどのネガティブな感情に支配されやすくなります。ですから、悪夢を見やすくなるでしょう。

例えば、うつ病の主な症状は気分の落ち込みや悲しい気持ちです。気分が落ち込んで入れば、脳の中にはネガティブな情報が溢れます。

また、不眠気味にもなりやすいので、悪夢を見る条件が整ってしまうのです。

睡眠時無呼吸症候群

この病気は睡眠中に呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。
無呼吸状態が続く事により、血液中の酸素不足が生じる。夜中に目が覚めるなどの症状が発生し、体に悪影響が出てしまいます。

この病気でも悪夢が発生しやすいでしょう。というのも、夢は睡眠中の環境にも影響されるからです。
例えば、枕が合っていない、部屋が暑すぎるといった状況で寝ていると悪夢を見やすくなるのです。

ですから、睡眠中に何度も呼吸が止まれば「首を絞められている夢」や「溺れる夢」といった悪夢を見る事が考えられます。また、全く関係のない悪夢を見る事もあるでしょう。

悪夢障害

精神疾患や睡眠時無呼吸症候群、PTSDなど他の原因が全く見当たらないのであれば、可能性が高くなるのが悪夢障害です。

この病気の最大の特徴は、夜中に目を覚ました時も朝起きた時も夢の内容をしっかりと細かい事まで覚えているという点にあります。
ですから、怖くて眠れなくなったり、日中も辛い気持ちを引きずるような症状が出ます。

この病気の診断基準は以下のようになっています。

悪夢障害の診断基準

A.長引いた非常に不快な、詳細に想起できる夢が反復して生じる。その夢は通常、生存、安全、または身体保全への脅威を回避しようとする内容を含み、一般的には主要睡眠時間帯の後半に起こる。

B.不快な夢から覚めると、その人は急速に見当識と意識を保つ。

C.その睡眠障害は、臨床的に意味のある苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。

D.その悪夢症状は、物質(例:乱用薬物、医薬品)の生理学的作用によるものではない。

E.併存する精神疾患または医学的疾患では、不快な夢の訴えの主要部分を十分に説明できない。

出展:せせらぎメンタルクリニック

あまりにいつも悪夢を見るのであればこの病気かもしれません。
上記したような病気が疑われるのであれば、病院で治療を行った方が良いでしょう。

でも、ストレスや眠りの浅さから悪夢を見ているのであれば、ご自分で対処出来ます。

リラックスして悪夢に打ち勝つ!

意欲

ストレスは悪夢の原因となると共に眠りを浅くします。
布団の中で考え事をするという方は多いのではないでしょうか?しかし、これがストレスとなるのです。

あなたが毎日悩んでいる事や不安、緊張などを布団に持ち込むと神経が刺激され続けます。この刺激により脳が眠れません。ですから、浅い眠りの時間が増えてしまうのです。

寝る前に何も考えない事が深い眠りへの近道です。そうすれば、悪夢を見る頻度が減るでしょう。
しかし、習慣になっていると、なかなか急に変えられないかもしれません。

ですから、寝る前に軽いストレッチやセルフマッサージをする習慣をつけて下さい。これにより、体や脳がリラックスし深い睡眠が得やすくなります。

私のおすすめは軽いヨガです。ヨガをすると心が落ち着き、気持ち良く眠れるのです。

試しに以下の動画を見てやってみて下さい。きっとあなたの心も落ち着くでしょう。

ヨガを行う時にお香を焚いたり、好きな音楽をかけるとより一層効果的です。

どうしても眠りが浅いなら

何をやっても眠りが浅い気がするという方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、上記のような病気が疑われるけど病院には行きたくないという方もいらっしゃるかもしれません。

そのような方はサプリメントを利用するのも1つの手段です。なぜ、サプリメントをおすすめするのかというと、実際に私が利用したからです。

私は以前、毎朝だるく、「深く眠れていないのでは?」と悩んでいました。いろいろと自分なりに調べ、生活を改善してみましたが、少ししか効果が見られなかったのです。

そこで試しにサプリメントを使ってみたところ、深く眠れるようになり朝のだるさがすっかり解消されたのです。

以下は実際に私が利用したサプリメントの事をまとめた記事です。是非、ご覧下さい。