Nausea

朝、胸の辺りが気持ち悪くて、布団から起き上がるのが辛い。吐き気が治まらず、朝食を食べることもできない。

このような症状があると、1日元気に過ごせませんし、朝が来るのが怖くて夜眠れなくなったりします。

この朝の吐き気、一体原因は何なのでしょう?
原因と改善策をご紹介しましょう。

吐き気の原因

消化器官の不調

食道・胃・腸などの消化器官の調子が悪いと、食事をすることで負担がかかり、炎症が起きることがあります。
これが吐き気の原因になります。

消化器官の不調の原因には、

  • 過食
  • 過度のアルコール摂取
  • 寝る直前の食事
  • 加齢
などが考えられます。

こうした状態を放っておくと、「胃炎」や「逆流性食道炎」などの病気にもつながりますので、十分に注意しましょう。

ストレス

ストレスが原因で起こる吐き気もあります。

「心因性嘔吐(おうと)」と言い、吐き気だけで実際には嘔吐をしない場合や、反対に何度も嘔吐を繰り返す場合があります。

職場や学校、家庭などで、自分にとって嫌な辛い事象が発生して、それをきっかけにして吐き気や嘔吐が生じる場合が多いと言われています。

ただし、その状況を、周囲どころか本人すら自覚していないということも少なくなく、吐き気や嘔吐が起きて初めてストレスに気付くこともあるようです。

自律神経の乱れ

自律神経が乱れると、吐き気だけでなく、

  • 便秘
  • 下痢
  • 腹痛
  • 頭痛
  • 発汗
など、様々な不調が現れます。

原因は体内時計の乱れ?

私たちの身体は、「体内時計」によって1日のリズムを保っています。
体内時計が正常に働くことで、体温や血圧の日内変動、ホルモン分泌、自律神経の調節などの体の働きが正常に保たれるのです。

体内時計は、朝、日の光を浴びることで毎日リセットされて正常に働きますが、不規則な生活や夜型の生活が続いたりすることで、乱れてしまいます。
そうすると、自律神経に悪影響を及ぼし、その結果として、様々な不調が起こるのです。

吐き気を解消するために

食事

食生活の見直し

食生活を見直し、負担の少ない食事を心がけましょう。

  • 揚げ物・肉類を控えましょう
  • 添加物や塩分の多い食事を控えましょう
  • 野菜を中心にバランス良い食事を摂りましょう
  • 食事の量は腹八分目にしましょう
  • アルコールを飲み過ぎないようにしましょう

ストレスの根本原因の解決

ストレスを溜めないように、自分に合ったストレス解消法を見つけることが大切です。

もし、ストレスの原因が分からない、または症状がひどいようなら、心療内科や精神科、神経科などで医師による治療を受け、ストレスの根本となるものを解消する必要があります。

自分一人で悩まず、じっくり

1人で悩んだり努力していると、自分で自分を追い込んでしまう事もありますから、身近な信頼できる人に話して協力してもらう事も考えましょう。

精神的な治療は時間がかかる場合が多いですから、焦らずじっくりと治療に取り組むのが快方への近道です。

正しい体内時計

軽い運動をする

体内時計の乱れを改善するには、軽いウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。

朝の日の光を浴びる

また、朝の光を浴びることも重要です。
最初は、朝早く起きること自体が辛く感じられるかもしれませんが、徐々に体内時計が整い始め、早寝早起きが苦痛ではなくなります。

朝の光は、目の奥にある視床下部の神経から「セロトニン」と呼ばれる脳内の神経伝達物質を作りだし、体内時計を整え、自律神経の乱れを正してくれるのです。

しかし、なかなか改善が見られず、もしも不安があるようであれば、病院を受診することをおすすめします。