毎日しっかり寝ているはずなのにとにかく眠い。その眠気がこらえきれないほど強烈なものなら、ひょっとすると病気かもしれません。

特に以下のような経験があるのであれば注意が必要です。

  • 絶対に寝てはいけない場面で寝てしまった(会議中・お客様と話している最中など)
  • 昼寝をして起きた時になぜベッドに入ったのか覚えていない
  • 夜間の睡眠が10時間以上になることが多い

まずは、あなたに疑われる病気を見ていきましょう。

とにかく眠くなるのは病気かも!

体のだるさ

とにかくいつも眠いという症状で、真っ先に疑われるのは睡眠障害です。睡眠障害には多くの症状がありますが、以下の3つに大別されます。

  1. 睡眠の量・質の問題
    たくさん寝てもとにかく眠い・寝付けない・睡眠中に何度も目が覚めるなど
  2. 睡眠をとる時間がずれてしまう
    寝る時間遅く起床時間も遅い・朝にならないと眠れないなど
  3. 睡眠中に異常な現象が起こる
    呼吸の停止、寝言、いびき、寝ぼけたままの言動といった異常な行動・足がムズムズするために起こる異常な運動など

睡眠の量・質に問題が?

睡眠の量や質に問題がある場合、陥りやすいのが過眠症です。しっかりと夜眠っているのに、日中に激しい眠気に襲われるのはこの病気の可能性が高いでしょう。

過眠症の原因は以下の2つと考えられています。

  • 脳内の覚醒(目が覚めること)を維持している機能に異常がある
    本来、人の体にはサーカディアンリズムと呼ばれるリズムが備わっています。このリズムのおかげで、自然と眠くなったり目が覚めたりするのです。
  • 夜の睡眠中に何らかの睡眠障害がある
    本人が気付いていないだけで、夜間に熟睡出来ていない可能性があります。
また、過眠症が厄介なのは、本人が気づかない場合が多いという事です。

病気だとは思わず放置してしまうのです。また、周囲も病気とは考えません。ですから、理解してもらうのも難しいでしょう。

また、過眠症には、主に3つのタイプがあります。

過眠症のタイプ

  1. ナルコレプシー
    ・日中の激しい眠気と居眠りが繰り返しで起きる。
    ・居眠りをしても30分以内。
    ・笑ったり、怒ったりする時に体の力が抜ける。
    ・金縛りにあう
    ・現実なのか夢なのかわからない夢を見る。
  2. 特発性過眠症
    ・日中に眠気と居眠りがある。
    ・居眠りが1時間以上続く。
    ・居眠り後、目が覚めても眠気が続き、ぼーっとする。
    ・夜の睡眠が10時間以上。
  3. 反復性過眠症
    ・強い眠気がある時期が3日から3週間ほど続く。
    ・その後は、自然と回復し症状がなくなる。
    ・不定期に症状を繰り返す。

症状を見て当てはまるものが多いのであれば、病院に行ってみた方が良いのではないでしょうか。

睡眠をとる時間がずれるとどうなる?!

日頃、一定の時間に眠りについていても、何度か夜更かしや徹夜などをしていると体内のリズムが狂います。そのため、再び日頃の時間に寝ようとしても眠れなくなったり、熟睡できなかったりするのです。

この生活を繰り返すと、概日リズム睡眠障害になりやすくなります。
概日リズム睡眠障害は5つのタイプに大別されます。その中で、日中の眠気を起こしやすいのは以下の2つです。

  1. 交代勤務による睡眠障害
    交代勤務などで、常に睡眠時間が変化すると体内のリズムと勤務時間が合わず、寝ても熟睡できなくなりがち。
  2. 不規則型睡眠覚醒
    体内のリズムが乱れた状態で、昼夜を問わずに睡眠をとっていると起こりやすい。
交代勤務などで、夜間に仕事があると寝る時間が不規則になってしまうでしょう。しかし、なるべく夜寝るようにしなければ、必然的に体内のリズムは狂ってしまいます。
病院で治療をしても改善が見られないようなら、転職も考えた方が良いかもしれません。

睡眠中の異常な現象とは?!

睡眠中の異常な現象の中で、特に多く見られるのは睡眠時無呼吸症候群です。

睡眠時無呼吸症候群とは

肥満や顎が小さい、舌が大きいといった理由で、気道(空気が通る道)が閉塞することが原因となる睡眠障害。主な症状は、日中の眠気・いびき・窒息する感じがする・夜間の頻尿・頭痛など。

この病気も、本人が自覚していない場合が多いようです。睡眠時の様子をご家族などに見てもらうと良いかもしれません。

そして、とにかく眠い原因として睡眠障害以外で疑われるのはうつ病などの心の病気です。

心の病気で過眠になる?!

うつ病や自律神経失調症などの心の病を抱えた方に多く見られるのは不眠です。しかし、過眠になる場合もあるのです。

特に、このところ増えている心の病が非定型うつ病です。

非定型うつ病とは

特に20代から30代の女性に多い心の病。主な症状は憂鬱・過食・眠気・だるい。

目立った特徴として、夕方になると気分が沈む傾向にあるようです。また、普通のうつ病は楽しいことがあっても元気が出ませんが、非定型うつの場合は違います。楽しいことや嬉しいことに反応し、気分が良くなります。

このような症状があるのであれば心療内科に行かれた方が良いかもしれません。

意外なことも日中の眠さの原因に、、、

自律神経失調症

あなたは寝る前にどんな行動を取っていますか?テレビを見る・スマホやパソコンを見るという方が多いと思います。

実はこれが日中の眠さの原因になり得ます。
大阪大学が行った調査によると、睡眠不足感が就寝前のネットの利用時間と比例するとされました。

睡眠と電子メディアの関係に関する調査

睡眠と電子メディアの関係に関する調査=睡眠不足感、就寝前のネット利用時間に比例

【調査機関】  大阪大学
【サンプル数】 5,875人
【調査方式】  ネット上でのアンケート
【報道発表日時】 2007年08月24日
【URL】  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/24/news039.html
【ポイント】

  • 回答者の半数近くが睡眠不足と就寝前の電子メディアの利用と関係があると考えている
  • 電子メディアの利用が睡眠不足の原因になっているかもしれないと答えたのは、
    利用時間1.5時間以下のユーザの場合     :29%
    利用時間1.5~3時間のユーザの場合     :40%、
    利用時間3時間以上のユーザの場合    :54%
  • 睡眠障害の原因となる電子メディアは何か
    インターネットの利用 :38%
    テレビの利用  :25%
  • 就寝前にインターネットやテレビを長時間見ていても、必ずしも「実際の睡眠時間」が減っているわけではなく、「睡眠の欲求と睡眠の質」に影響を与えている可能性がある

出展:統計スクラップ

この原因は、寝る直前まで明るい光を浴びるために体内のリズムが乱れてしまうことが考えられます。
私たちが眠ろうとする時、メラトニンと呼ばれるホルモンが大量に分泌されます。このメラトニンが体や脳が眠る状態を作っていくのです。
しかし、寝る直前まで明るい光を浴びていると分泌が抑制されてしまいます。

この結果、夜間の睡眠の質が悪くなり、日中の眠さの原因となるのです。
寝る前のテレビやスマホを控えた方が良いでしょう。

運動不足も原因?!

睡眠というのは、脳と体の疲労を回復するために行われます。そのため、運動をすると睡眠欲求が高まり、睡眠の質が良くなります。
逆に、運動が不足していると眠りが浅くなってしまう可能性が高いのです。

厄介なのがストレス

ストレスが溜まると、自律神経が不安定な状態になります。

自律神経とは

呼吸器・循環器・消化器など、全身のあらゆる器官の活動を調節している神経。日中など体が活発な時間に優位になる交感神経と睡眠中など体がリラックスしている時に優位になる副交感神経の2つで構成されている。
この2つが切り替わることで調節が可能となる。

眠りにつこうとする時は副交感神経に切り替わり、起きる時は交感神経に切り替わるのが普通の状態です。
しかし、ストレスがかかるとこの切り替えがうまく出来ず、日中に副交感神経に切り替わり眠気を誘うこともあるのです。

食事内容が悪いかも、、

「バランスの良い食事を取ろう」という言葉を色々なところで目にしますね。なぜ、バランス良く食べなければいけないのかというと、必要な栄養素を全て摂取しなければ体に不調が出るからです。

例えば、日中の眠気に深く関与する脳内物質セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから合成されます。しかし、ミネラルやビタミン類が不足すると合成がうまく出来ません。

セロトニンとは

アドレナリンなどの暴走を抑え、心のバランスを整える脳内物質。睡眠や覚醒のリズムを作る。また、一部のセロトニンから睡眠ホルモンメラトニンが作られる。

また、必須アミノ酸には9つありますが、そのうちのどれか1つでも不足すると働きが弱まります。
全ての栄養素が含まれた食品なんてないので、バランス良く食べるしかないのです。

解決方法は?!

日中の眠気が毎日のように激しく襲ってくるのであれば、病院で相談した方が良いかもしれません。
でも、毎日の生活の中で少しずつ改善する手立てはあります。

それは、上記したような眠りを妨げる生活を改善することです。少しづつ出来ることから始めてみましょう。

どれから手をつけて良いかわからないという方は、必須アミノ酸・ミネラル・ビタミン類を特に意識した食事をすると良いと思います。
しかし、食事に気を配る時間がないという方も多いのではないでしょうか?

そのような方にオススメしたいのはサプリメントの利用です。サプリメントは食事では補えない栄養素を簡単に摂取するのに優れています。

必須アミノ酸・ミネラル・ビタミン類、これらがバランス良く含まれたサプリメントも販売されています。

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